戦時労働者問題の全体像(下)

    (上)から続く   2.奴隷労働とは異なる姿   次に動員後期にあたる「官斡旋」と「徴用」を概観したい。   「官斡旋」は1942年2月から44年8月まで、同年9月からは朝鮮でも「徴用」による動員が行われた。   「官斡旋」に関する

戦時労働者問題の全体像(上)

    はじめに   韓国の最高裁判所が、日本企業に対して元戦時労働者らに慰謝料として一人1億ウォン(1000万円)を払えとする不当判決を下してから1年が経った。この国際法違反の不当は欠によって日韓両国の外交関係の土台が激しく揺さぶられてい

ユネスコ「世界の記憶」年内改革を断念 韓国反対、作業部会で結論出ず

  国連教育科学文化機関(ユネスコ)は9月、「世界の記憶」(世界記憶遺産)改革で、目標だった「今年内の実現」を断念した。改革案を検討する作業部会で、日本の主張に沿った新制度の大枠が固まる一方、韓国の反対で最終結論に至らなかったため。審査が凍

日本から輸入した化学物資を使っているのは誰か なぜ、韓国は明言できないのか

    日本と韓国の間の貿易摩擦について根本的な誤解がある。日本が韓国にハイテク化学物資3品目を販売することを拒否しホワイト国から韓国を除外したことについて、徴用工問題をめぐる日本企業資産押収に対する報復の一形態との見方が多い。   しかし

「韓国は日本との約束守るべき」 韓国・落星台経済研究所の李宇衍氏

  戦時中のいわゆる徴用工ら朝鮮半島出身労働者の賃金体系など労働状況を研究し、ジュネーブの国連欧州本部で今月2日に行われたシンポジウムで「賃金の民族差別はなかった」と発表した韓国・落星台(ナクソンデ)経済研究所の李宇衍(イ・ウヨン)研究委員