大規模再開発が進む渋谷から、百貨店が姿を消す日が近づいている。東急百貨店に続き、9月末には西武渋谷店が58年の歴史に幕を下ろす。消費スタイルの変化に対応しきれなかった。
2026年9月末に閉店が決まっている西武渋谷店=5月6日午後、東京都渋谷区(松井英幸撮影)
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「100年に1度」といわれる大規模再開発が進む東京・渋谷から、百貨店が姿を消す日が近づいている。東急百貨店の東横店、本店に続き、今年9月末には西武渋谷店が58年の歴史に幕を下ろす。若者文化の発信地としての役割を担ってきたが、消費スタイルの変化に対応しきれなかった。
「DCブランド」ブーム
西武渋谷店は1968年、渋谷駅前のスクランブル交差点近くで故堤清二氏が率いた旧セゾングループの旗艦店として開業。無名の若手デザイナーの商品をバイヤーの感性で組み合わせて提案する手法でコムデギャルソンやイッセイミヤケ、ヨウジヤマモトなどのブランドが世界的に流行するきっかけを作り、「DCブランド」ブームの聖地として1970~80年代に一時代を築いた。
筆者:小島優(産経新聞)
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