インタビューに応じる山崎幸二元統合幕僚長(竹之内秀介撮影)
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中朝露が軍事的連携を深め、核戦力も増強する中、日本としてどう備えるか。政府の国家安全保障戦略など「安保3文書」改定に向けた有識者会議メンバーに、自衛隊出身者として唯一選ばれた山崎幸二元統合幕僚長(65)は非核三原則の見直しを唱える。核抑止を巡る課題や自衛隊の将来像について聞いた。
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「撃ち込ませず」とすべきだ
――有識者会議で非核三原則の見直しを主張したが、その真意は
「日本に対する核使用を許さないためにも、抑止力を高める国民的議論が必要ではないかという思いで発言した。ロシアがウクライナに核使用の脅しをかけるなど、中朝露が核の脅しや戦術核を使う敷居が低くなっており、核の脅威が顕在化している。こうした状況に対応するため、非核三原則の『持ち込ませず』を『(日本に)撃ち込ませず』とすべきだと考えている」
――「持ち込ませず」見直しの意義は何か
「現状では米軍の核戦力の運用について日米間で十分な協議がなされていないという危機感がある。『持ち込ませず』を見直すことにより、どのような場合に核を持ち込むのかという議論ができ、意思決定の手順や自衛隊と米軍の共同作戦計画などを具体化できる。もはや『有事になったら時の政権が判断する』といった安保環境ではないと認識している。起こり得る事態を見据え、平時から万全の準備を行うべきだ」
聞き手:竹之内 秀介(産経新聞)
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2026年7月13日産経ニュース【岐路の国防 キーマンに聞く】より
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