下北半島に静かに立ち並ぶ奇岩群がある。青森県佐井村の海岸沿いに広がる景勝地「仏ケ浦」。波や風に削られて生まれた岩々は仏像のような姿に見える。
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太陽に照らされる仏ケ浦の奇岩群。潮が満ちると、白緑色の岩肌が水面に反射した=青森県佐井村(梶山裕生撮影)

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津軽海峡の荒波が砕け、とどろく風の音が響く下北半島。その中に静かに立ち並ぶ奇岩群がある。青森県佐井村の海岸沿いに広がる景勝地「仏ケ浦」だ。白緑色の岩肌が約2キロにわたって連なり、長い年月、波や風に削られて生まれた岩々は仏像のような姿に見える。

岩々は「五百羅漢」や「一ツ仏」など仏教にちなんで命名されている。極楽浄土があるとしたら、こんな景色だろうか。

また、この地には平安末期の武将、源義経が兄の源頼朝に追われて北に逃げる途中に立ち寄ったという伝説も残る。荒々しい海岸線は、その逃避行の物語を今に伝える舞台のようだ。

仏ケ浦で最も北にそびえたつ「五百羅漢」

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筆者:梶山 裕生(産経新聞)

2026年4月19日産経ニュース【探訪 ~Scenes~】より

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