オランダとベルギーの訪問を終え、帰国された天皇、皇后両陛下=6月26日、羽田空港
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オランダとベルギーを公式訪問していた天皇、皇后両陛下は6月26日、政府専用機で羽田空港に到着し、出迎えた秋篠宮ご夫妻をはじめとする関係者と言葉を交わされた。
両陛下は帰国後、「オランダには13年ぶり、ベルギーには27年ぶりの訪問となりましたが、両国の王室の方々を始めとする多くのみなさまから頂いた温かいおもてなしや、それぞれの国をかつて訪れた時に見聞きしたことなどを懐かしく思い出しました」とする感想を公表された。

天皇陛下が視察したオランダの水などに関する研究所「デルタレス」やベルギーの世界的な半導体研究機関「imec(アイメック)」については「日本との協力関係を深めながら科学的知見を高め、その最先端の成果を社会に還元している様子を実感できました」と振り返られた。


感想では先の大戦についても言及し、「過去の歴史から謙虚に学び、悲惨な体験や苦労を後の世代に伝えていくとともに、平和への努力を続けていくことの大切さについて思いを新たにいたしました」とされた。
陛下は29日、皇居・宮殿「鳳凰(ほうおう)の間」で、高市早苗首相から内奏(ないそう)を受けられた。
天皇ご一家は30日未明、御所で、サッカーワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会決勝トーナメント1回戦の日本代表対ブラジル代表戦をテレビ観戦された。
側近によると、ご一家は、「ブラジルを相手に最後まで一歩も引くことなく戦った日本代表チームの奮戦をうれしく思われた」という。また、陛下は昭和42年、日本代表がブラジルのクラブチームと対戦した試合を観戦したことがあり、「当時と比べて日本のサッカーが進歩したことを実感しました」と感想を伝えられた。
陛下は30日、皇居・宮殿で、ご自身のためのおはらいの儀式「節折(よおり)の儀」に臨まれた。皇后さまはその間、お住まいの御所で慎み深く過ごされた。
皇居・宮中三殿に付随する神嘉殿(しんかでん)前庭ではこの日、皇族方や国民のためのおはらいの儀式である「大祓(おおはらい)の儀」が営まれ、皇族方を代表して秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまが参列された。
陛下は7月1日、皇居・宮中三殿で、国民の安寧を祈る宮中祭祀(さいし)「旬祭」に臨まれた。皇后さまは御所で慎み深く過ごされた。陛下はその後、皇居・蓮池参集所で、「節折の儀」と「大祓の儀」を手伝った「賢所(かしこどころ)勤労奉仕団」をねぎらわれた。
両陛下の長女、敬宮(としのみや)愛子さまは2日、御所で、東京大学の荒川泰彦名誉教授らから進講を受けられた。
日本馬術連盟の名誉総裁を務める常陸宮妃華子さまは6月29日、常陸宮邸(東京都渋谷区)で日本馬術連盟の新旧会長と接見された。
高円宮妃久子さまは27日、千代田区の読売新聞東京本社で行われた「高円宮杯第78回全日本中学校英語弁論大会」の役員就任式と記念パーティーに臨席された。
久子さまは29日、千代田区のホテルニューオータニ東京を訪れ、いけばなインターナショナル東京支部の創立70周年を記念するガラ・ランチョン(昼食会)に臨まれた。久子さまは同団体の名誉総裁を務められている。
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2026年7月3日産経ニュース【皇室ウイークリー(955)】を転載しています
【皇室ウイークリー】は毎週金曜日、「産経ニュース」に掲載している企画です。ニュース紙面ではあまり触れられない各宮家のご活動や、上皇ご夫妻のご様子を含め、宮内庁担当記者が皇室の1週間を振り返ります。紙面で掲載できなかった写真もご紹介しています。さらに「皇室ウイークリー」だけのために撮影した写真も、アップしています。
また皇室のご動静は、産経新聞社が取材協力している季刊誌『皇室 Our Imperial Family』でも、詳しくご紹介しています。
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