昆虫に小型装置を取り付けて自在に操る「サイボーグ昆虫」を、実地で用いる動きが国内で具体化しつつある。海外ではサイボーグ昆虫を災害時の捜索活動に投入した事例があり、国内での本格的な導入拡大につながるか注目される。
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早稲田大の梅津研究室でサイボーグ昆虫を操作する玉川学園高等部の生徒=3月、東京都新宿区(小野晋史撮影)

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昆虫に小型装置を取り付けて自在に操る「サイボーグ昆虫」を、実地で用いる動きが国内で具体化しつつある。東京都町田市の玉川学園は4月、関心を抱いた高等部の生徒向けに研究室を設置し、サイボーグ昆虫の第一人者であるシンガポール・南洋理工大の佐藤裕崇教授と連携して学園内での活用を目指し始めた。海外ではサイボーグ昆虫を災害時の捜索活動に投入した事例があり、他の用途も含め、学園内での取り組みが国内での本格的な導入拡大につながるか注目される。

行政の重い腰

サイボーグ昆虫は、小型装置で神経筋肉系に電気刺激を加え、自在に操ることができる。歩行や飛行は昆虫自身が担い、電気刺激に用いる電力は無視できる程度なので、小型ロボットに比べて消費電力がはるかに少ない。その分、電池の容量をカメラや通信機、センサーなどに振り分けたり、稼働時間を長くしたりできる。

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筆者:小野晋史(産経新聞)

2026年4月19日産経ニュース【クローズアップ科学】より

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