中国・青島市を訪問。山下泰裕氏らが協力して設立された中日友好青島柔道館は、日中友好の舞台となっています。
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日中の柔道交流の拠点との一つとなっている中日友好青島柔道館を訪問。子どもたちが柔道演舞で歓迎してくれました(photo_JUDOs)

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JAPAN Forward読者の皆さん、こんにちは。日本では学校が夏休みに入りました。この時期は、中学、高校生のための全国大会が開かれます。今年も高温の予報が出ていますが、熱中症対策などには十分に気をつけ、子どもたちには思いきり柔道に打ち込み、夏の思い出をたくさん作ってほしいと思います。

私は国内での仕事にあたりながら、国際柔道連盟理事として世界各地で開催されている国際大会の運営サポートを行う日々を送っています。6月にはグランプリ青島のため、中国・青島市を訪れました。大会には日本からも阿部一二三選手などのトップ選手が多数出場し、世界の強豪と好試合を繰り広げていました。9月末からの愛知・名古屋アジア競技大会、10月の世界選手権へ向け、着々と準備が進んでいることをうかがい知ることができました。

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6月26〜28日に開催されたグランプリ青島会場で。国際柔道連盟役員として大会運営にあたりました

中日友好青島柔道館を訪問

今回の青島滞在では、訪れたいと思っていた場所に足を運ぶことができました。中日友好青島柔道館です。

2007年、日本と中国が柔道を通じて友情を育み、交流を深めることを目的に、日本と中国の協力によって設立された柔道場です。建設にあたっては私の恩師・山下泰裕先生が理事長を務めていたNPO法人柔道教育ソリダリティー(2019年解散)、日本の外務省、全日本柔道連盟が協力。設立から現在に至るまで数多くの柔道家が育ち、現在も子どもを中心にたくさんの人たちが通ってきています。日本からもこれまで大勢の柔道家が訪れ、門下生の皆さんと柔道交流を図ってきました。中日友好青島柔道館は、その名のとおり、まさに日中友好の舞台となっています。

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柔道館設立に尽力された恩師・山下泰裕先生の写真の前で記念撮影(photo_JUDOs)

私が理事長を務める認定NPO法人JUDOsも毎年のように人的交流を行っており、私にとってもとても身近な道場であるため、青島に行くことがあればぜひとも訪問したいと思っていました。訪問は短時間ではあったのですが、子どもたちが元気いっぱいの柔道演舞を披露してくれるなど、大変な歓待を受け、心あたたまる時間を過ごさせていただきました。

そうした時間からは、門下生の皆さんがいかに柔道を愛し、柔道のある生活を楽しんでいるかが伝わってきて、柔道家の一人として大変うれしく、感銘を受けました。

同時に山下先生をはじめとする建設に尽力された皆さんの思いと、それを受け継いできた数多くの柔道家の皆さんの思いが、日中友好のレガシーとなって青島の地に息づいていることを実感した青島訪問となりました。

筆者:井上康生

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