Police officers carry out a rescue operation at a collapsed house in Yatsushiro, Kumamoto Prefecture, at 11:19 AM on July 30. (©Sankei/Kan Emori)
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(8月3日更新)
最大震度7の地震を観測した熊本県は8月2日、関連調査中などを含めた死者は38人になったと発表した。うち1人は車に避難をしていた70代女性で、熱中症の疑いがある。重症者は12人で、人的被害は計143人。9000人超が避難を続けている。
県の集計では、地震が原因で死亡したと確認されたのは35人。地震との関連調査中が2人、熱中症の疑いが1人。この女性は7月30日に発見。車のガソリンが切れていたという。
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(7月31日更新)
熊本県は7月30日、関連調査中を含めた死者数を発表、日本製紙八代工場(八代市)で8人、爆発が起きた大型商業施設「イオンモール熊本」(嘉島町)は7人が死亡。同工場で安否が不明だった1人が見つかり、救助作業中とした。

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(7月30日更新)
国土交通省は7月30日、地震の影響により午前5時半現在、熊本県で計約7万戸が断水していると発表した。断水箇所の内訳は八代市1万8000戸、宇城市1万4000戸、宇土市1万2000戸など。長崎県内の断水は復旧した。
被災地には給水車が順次派遣される予定。地元自治体が復旧を急ぐ。

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(7月29日掲載)
7月28日午後4時27分ごろ、熊本県の宇城市と氷川町で、最大震度7を観測する地震があった。気象庁によると、震源地は熊本県熊本地方で、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)7.1と推定される。
揺れの激しかった地域では複数の火災や、家屋倒壊、倒れた家具に下敷きとなったなどを訴える119番通報が相次いでいる。
イオンモールでは、地震発生を受けて施設内にいた人のうち約200人が避難した後に爆発が起き、2階部分が崩落した。一時は20~30人が不明との情報があった。
政府高官は28日夜、爆発の原因について、「断定はできない」と前置きしつつ、LPガスが漏れた可能性があると周辺に語った。


高市早苗首相は揺れが激しかった地域の住民に「安全な場所に避難するなど、身を守る行動をとってほしい」と呼びかけ、木原稔官房長官は「自治体と緊密に連携を図りながら、警察、消防、自衛隊、海上保安庁を中心として、救命救急活動を最優先に災害応急対策に全力で取り組む」と述べた。

折しも九州地方は酷暑にあえいでいる。気象庁は被災地に熱中症への注意も呼び掛けた。今後予想される避難生活では、健康管理に重点を置いた支援体制が必要となる。過去の震災における関連死の多くが、避難生活でのストレスの蓄積に起因したことも忘れてはならない。

熊本では平成28年4月、2度にわたって最大震度7の大地震が起きている。関連死を含めて犠牲者は270人を超える惨事となった。28年の地震では、2度目の震度7の揺れを記録した地震が「本震」、最初の震度7が「前震」とされた。
今回の地震でも、今後1週間程度は、震度7程度の地震が続発する可能性がある。自然災害は、時と場所を選ばない。被害の拡大や広域化には万全の注意を払わなくてはならない。

これまで最大震度7が記録されたのは、平成7年の阪神大震災、16年の新潟県中越地震、23年の東日本大震災、28年の2度の熊本地震、30年の北海道胆振(いぶり)東部地震、令和6年の能登半島地震。
※産経新聞の複数の記事を統合して掲載しています
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