新潟県糸魚川市で見つかった青い岩石が、宝石「ラピスラズリ」と確認された。日本でラピスラズリの産出が確認されたのは初めて。
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初の国産ラピスラズリ。美しい青色が見て取れる=3月26日、茨城県つくば市(市野澤光撮影)

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新潟県糸魚川市で見つかった青い岩石が、2月に宝石「ラピスラズリ」と確認された。日本でラピスラズリの産出が確認されたのは初めてだ。同市は日本列島の地質を東西に分断する大断層「フォッサマグナ」の北端に位置し、ヒスイの産出でも知られる。両者が同じ場所で確認されたのは世界初で、糸魚川が置かれた複雑で独特な地勢を明らかにする大きな手掛かりになりそうだ。

金よりも高値で取引

ラピスラズリは和名で「瑠璃(るり)」とも呼ばれる、深い青色が特徴の岩石だ。砕いた粉は美しい青色を作る顔料「ウルトラマリン」として7000年以上前から利用され、金より高値で取引されることもあった。

古代エジプト最後の女王であるクレオパトラがアイシャドーに用いたほか、近世ヨーロッパでは世界的画家フェルメールが愛用し、代表作『真珠の耳飾りの少女』のターバンの彩色にも用いられたとされる。

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筆者:市野澤光(産経新聞)

2026年4月25日産経ニュース【びっくりサイエンス】より

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