東京都の小池百合子知事が、ツキノワグマの狩猟解禁に向けてハンターを育成する考えを示した。都はクマ捕獲を禁じていたが、住宅地近くでも出没が確認されていることから、狩猟解禁を検討している。
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クマの狩猟解禁に向け、ハンターを育成する考えを示した小池百合子知事=7月10日午後、新宿区(都提供)

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クマの出没や被害が社会問題化する中、東京都の小池百合子知事は7月10日、ツキノワグマの狩猟解禁に向けて狩猟を担うハンターを育成する考えを示した。

小池氏はこの日の定例記者会見で「計画的にハンターを育成し、猟友会や警視庁と連携しながら捕獲態勢を強化する」と述べた。

また、狩猟の担い手の裾野を拡大するため、狩猟免許試験の実施回数の増加▽初心者向けの講習会の開催▽実際の現場でクマの捕獲を想定したハンターによる講習会の実施-などを検討していると明らかにした。

都環境局などによると、ツキノワグマは都内の山間部などに120~378頭が生息していると推定される。都は保護を目的に平成20年4月から狩猟によるクマ捕獲を禁じていたが、頭数が増加傾向で、住宅地近くでも出没が確認されていることから、来年度からの狩猟解禁を検討している。

都は今後、鳥獣保護法に基づき新たな管理計画を策定する。管理計画で、狩猟できる個体数や場所などを決めた上で、住宅地など人の生活圏に出没した際の「緊急銃猟」以外でも山間部などで狩猟が可能となるようにする方針だ。

(産経新聞)

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