トヨタ自動車が発表した2027年3月期業績予想で、営業利益率が前期比で悪化すると見込んだ。中東情勢の緊迫化など地政学リスクが経営を揺さぶっている。
オンラインの記者会見で2026年3月期連結決算について説明する、トヨタ自動車の近健太社長=5月8日午後
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トヨタ自動車は5月8日発表した2027年3月期業績予想で営業利益率が前期比1・5ポイント減の5・9%に悪化すると見込んだ。中東情勢の緊迫化など地政学リスクが経営を揺さぶっているためで、半導体不足や新型コロナ禍に伴う供給網の混乱に直面した23年3月期の7・3%も大きく下回る。
同日、オンライン会見した近健太社長は「しっかりと成長投資を続けていける」と売上高が50兆円を超えた26年3月期決算を評価。一方で「(採算が取れる分かれ目となる)損益分岐台数の上昇傾向に歯止めがかかっていない」と厳しい経営認識も示した。
筆者:池田昇(産経新聞)
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