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クジラ希少部位のあったか鍋 「全国魚市場&魚河岸まつり」に登場 鯨食復活へおいしさ伝える

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「クジラのおいしさをもっと多くの人に知ってほしい」―。捕鯨事業を行う共同船舶(東京都中央区)は、11月19~21日に日比谷公園(同千代田区)で開かれる「第7回ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル2021~全国魚市場&魚河岸まつり~」(主催・SAKANA&JAPAN PROJECT ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル実行委員会)に出店する。今年3月から稼働を始めたキッチンカー「くじらジャパン号」が登場。これからの季節にピッタリの温かい鍋料理を提供する。

 

同イベントで味わえるのは「くじら舌(サエズリ)のもつ鍋」。昭和25年創業の老舗クジラ料理専門店「元祖くじら屋」(同渋谷区)の人気メニューだ。

 

「サエズリ」と呼ばれる高級希少部位の舌をぜいたくに使用。サエズリの良質な脂が、ニンニクをベースにしたスープにとろけ出し、独特のうま味が醸し出される。サエズリの身もトロトロの食感で、脂の甘みを堪能できる。

 

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「サエズリといえば水菜と一緒に食べるハリハリ鍋が有名だが、若い人には親しみがない。もっと若い人に食べてほしいと、2年前にパンチが効いた味わいのもつ鍋を考案した。一度食べたらクセになる味わいで、リピーターが多い」

 

同店を経営するくじら屋の棚橋清彦代表は、おいしさに太鼓判を押す。

 

戦後の食糧難を救ったクジラ料理の専門店として創業し、棚橋さんは4代目。クジラの国内消費は減り続けているが、「食べてみれば、おいしさは分かる。これからもクジラ一筋で、一人でも多くの人においしさを伝えていきたい」と、力を込める。

 

昭和63年に国際捕鯨委員会(IWC)の決定を受け入れて一時停止された商業捕鯨が令和元年7月に31年ぶりに再開され、3年目を迎えた。若者を中心にクジラを食べたことがない人が増えており、日本に古くから伝わる鯨食文化の継承と水産資源の持続的な利用には、クジラを食べる機会を増やし、消費量の回復につなげることが欠かせない。

 

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母船式捕鯨を行う共同船舶では、クジラ料理を身近に感じてもらおうと、「くじらジャパン号」を稼働。鯨肉とサエズリ入りの「くじらカレー」を開発しオフィス街やイベント会場で販売している。

 

共同船舶が運営しているキッチンカー「くじらジャパン号」

 

同社の所英樹社長は「鯨肉は高タンパク低カロリーで疲労回復に効果があるとされるバレニンも多く含まれている。〝食のダイヤモンド〟をキャッチフレーズに鯨食を広げていきたい」と話している。

 

 

「第7回ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル」では入場予約前売り券(税込200円)を販売中。詳しくは公式ホームページから。

 

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