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桜が統計開始以来最早で開花

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ソメイヨシノとヨウコウの紅白ランデブー=2023年3月19日、新宿御苑(海藤秀満撮影©JAPAN Forward)

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東京のソメイヨシノが3月14日に開花宣言され、例年より早い桜の季節が訪れた。でも慌てなくても大丈夫。桜は4月下旬まで楽しむことができる。

 

 

統計開始以来最早の開花

 

3月14日の東京の開花発表は、平年より10日早く、昨年との比較で6日早い開花となり、気象庁が統計を始めて以来最も早い記録になる。気象庁が観測対象とするサクラとは、概ねソメイヨシノ(一部ではカンヒザクラ)を指す。地球温暖化の関係からか、サクラの開花は年々早まる傾向にある。かつての日本では、4月はじめの入学式の頃に満開だったはずのサクラは、近年は3月末の卒業式の頃に満開となる。

 

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ベトナムから日本の桜を見に来た一行=2023年3月19日、新宿御苑(海藤秀満撮影©JAPAN Forward)

 

サクラの開花日を予測する簡単な法則があるのをご存知だろうか。「サクラ開花の600度の法則」というもので、その年の1月1日から日々の平均気温(または2月1日から日々の最高気温)を足していき、合計が600度になる日を開花日とする法則である。ほぼこの法則に沿ってサクラが開花するのが知られている。

 

ピンク色の桜ヨウコウに集まる人たち=2023年3月19日、新宿御苑(海藤秀満撮影©JAPAN Forward)

 

遅咲きのサクラはこれから

 

ソメイヨシノはサクラの最盛期に咲く品種のひとつだが、ソメイヨシノよりも先に咲くサクラや後に咲く桜もある。ソメイヨシノの満開が終わり、散りゆく姿を目にしても寂しがる必要はない。サクラのシーズン後期にわたしたちの目を楽しませてくれる品種はたくさんある。ソメイヨシノが咲くと咲き始めるイチヨウ(白い八重咲き)やカンザン(紅色の八重咲き)、黄色いウコン、緑色のギョイコウなど、そのほかにも魅力的な八重咲きのサクラがたくさん咲く順番を待っている。JAPAN Forwardのインスタグラム、「東京桜物語」でも東京で見ることができるサクラをシリーズで紹介しているので、ぜひご覧いただきたい。

 

なお、都心の公園、新宿御苑では、3月31日(金)から4月23日(日)までの夜間、ライトアップしたサクラの特別期間を設けている。

 

sakura

様々な桜が楽しめる新宿御苑=2022年(海藤秀満撮影©JAPAN Forward)

 

筆者:海藤秀満(JAPAN Forwardマネージャー)

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(参考)
新宿御苑:https://fng.or.jp/shinjuku/
新宿御苑 桜のライトアップ:https://fng.or.jp/shinjuku/2023/03/02/20230302-01/

 

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