【JAPAN Forward 日本を発信】「令和」は世界をつなぐ

 

WATCH: The King’s Singers Perform ‘Kimigayo’ as Teaser for Special Tokyo Concert

 

(ザ・キングズ・シンガーズ 東京特別演奏会に向け「君が代」歌う)

 

 

「アカペラの王様」と呼ばれる英国の男声アンサンブル「ザ・キングズ・シンガーズ」(TKS)は、令和の御代を迎えた日本に祝意を示して「君が代」を歌った動画を制作し、産経新聞と英語ニュース・オピニオンサイト「JAPAN Forward」(JF)に寄せた。

 

上の英文(日本語訳)は、JFが4月19日に掲載した記事の見出しだ。英国の若者たちが日本の国歌を美しく歌う姿は、見る者の心を揺さぶる。

 

TKSは、英国王が創建したケンブリッジ大学キングズ・カレッジの学生6人が1968年に結成したのが始まりだ。英王室とゆかりの深い男声アンサンブルとして知られ、これまでに何度もメンバーは入れ替わり、グラミー賞を2度も受賞するなど、国際的な人気を博している。

 

デビューして50年たった今も欧米やアジア、豪州、南米各国など世界中でコンサートを行い、毎年100万人以上を動員。英国の権威グラモフォン誌の殿堂入りアーティストに選ばれ、2017年秋には、結成50周年記念アルバム「GOLD」をリリースした。

 

そのTKSが特別に制作した動画には、日本への思いがあふれている。

 

バリトンのニック・アシュビーは「令和時代の到来を心よりお喜び申し上げます。私たちは心から日本を愛し、その文化を尊敬しています。天皇陛下の御代が末永く続き、英日関係の力強い発展と両国の繁栄を祈ります」と語る。

 

さらに、カウンターテナーのエドワード・バトンと、バリトンのクリストファー・ブリュートンは「歴史に残る新時代の到来をお祝いするため、この夏、日本に行くことは大変光栄なことです」と強調した。

 

「私の母は日本人。個人的にも日本とのつながりは特に強い。私たち6人全員が日本のことが好きで、できる限り日本に行きたいと熱望しています」と話すのは、テナーのジュリアン・グレゴリー。

 

バスのジョナサン・ハワードは「令和の始まりに英国と日本の曲を歌い、日本の皆さんと日本という美しい国への愛情を分かち合うことができるのは大きな喜びです」と締めくくった。

 

世界演奏ツアーなどのスケジュールが立て込む中、TKSは今年、予定していなかった来日公演を急遽(きゅうきょ)決め、7月11日に都内の東京カテドラルで一夜限りの奉祝特別演奏会を開く。英作曲家の作品や教会音楽に加えて、上皇后陛下が詠まれた「ねむの木の子守歌」など皇室ゆかりの曲で天皇陛下のご即位を祝うという。

 

「音楽には、その美しいハーモニーで人々を結びつける力があります」

 

TKSが伝える「美しいハーモニー」は、まさに“令和”の意味するところだ。音楽の力を信じるTKSがどんな魔法で日本と世界をつなぐのか、楽しみである。

 

(JAPAN Forward編集部)

 

※「日本を発信」シリーズは、産経新聞のオピニオン面に掲載された記事を転載しています。

 

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