東京都庁舎壁面へのプロジェクションマッピングの週末プログラムにゴジラが登場。大迫力の映像作品が加わった。
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Projection mapping show "Godzilla: Attack on Tokyo" displayed on the wall of the Tokyo Metropolitan Government No. 1 Building on April 28. (©JAPAN Forward by Hidemitsu Kaito)

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土日・祝日プログラムにゴジラ登場

 

2024年2月から通年で上映が始まった、東京都庁第一本庁舎壁面への世界最大のプロジェクションマッピング。4月27日から新たに、土日・祝日のプログラムに「ゴジラ都庁襲撃」が始まった。

 

ゴジラが放射能熱線を吐き散らす。思わず観衆が仰反る迫力だ=4月28日(海藤秀満撮影)

 

実物大の約100メートルの高さのゴジラが映し出され、対ゴジラ兵器「スーパーX2改」と都庁前で対決する。

 

対ゴジラ兵器「スーパーX2改」(手前右)の攻撃に怯むゴジラ=4月28日(海藤秀満撮影)

 

ゴジラと新宿

 

1954年にゴジラの最初の作品が公開されてから今年で70周年。1991年に公開された「ゴジラ VS キングギドラ」では、新宿エリアがゴジラとの対決の舞台となった。91年に開庁した現在の都庁舎は新宿の新しいシンボルでもある。

 

プログラムにはメカゴジラも登場する=4月28日(海藤秀満撮影)

 

あれから33年。東京都はゴジラ迎撃のために極秘裏に開発していた(もちろん、架空の想定ですが)秘密兵器「スーパーX2改」を出撃させる。その戦いの行方は? ぜひ現場で臨場感を味わって欲しい。

 

ゴジラの高さは約100メートル=4月28日(海藤秀満撮影)

 

「シン・ゴジラ」監督助手の中川氏プロデュース

 

今回の作品は、「シン・ゴジラ」で監督助手を務めた、中川和博氏が監督した。「平成シリーズ」のゴジラスーツを用いて実写撮影した特撮とCGを組み合わせて作り上げた。都庁舎壁面に投影された“実物大”ゴジラの大迫力は必見だ。

 

都民広場にはたくさんの観客が集まった=4月28日(海藤秀満撮影)

 

上映は、土日・祝日の19:30〜、20:30〜、21:30〜の計3回。なお、5月18日(土)からの「ゴジラ都庁襲撃」の後に、浮世絵をコンセプトにした作品「Ukiyo」も上映される。

 

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5月18日からは浮世絵作品「Ukiyo」も上映される(画像提供:Tokyo Night & Light)

 

筆者:海藤秀満(JAPAN Forwardマネージャー)

 

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