政治・安全保障

ロシアのウクライナ侵略をめぐり、停戦交渉を主導するトランプ米政権が双方に和平案を提示した。ロシアが一方的に併合したクリミア半島の領有を米国が承認し、東・南部の占領地域の実効支配を認める内容という。国際法違反の侵略戦争を許すに等しく、看過できない。

主張

ロシアが、北方領土周辺でも軍事行動を活発化させている。ロシアは4月、北海道東方海域で月内の各国船舶の「無害通航権」停止の航行警報を発出、ほぼ同じ海域で射撃訓練を行うと通告した。