Turkey Earthquake 010 20230214

Muhammed Enes Yeninar, a 17-year-old earthquake survivor, is rescued from the rubble of a building some 198 hours after last week's devastating earthquake, in Adiyaman, Turkey February 14, 2023. Ismail Coskun/Ihlas News Agency (IHA) via REUTERS

~~

 

「72時間の壁」という言葉が使われるようになったのは、平成7(1995)年の阪神大震災からだ。震災で助け出された人の生存率が、当日は約80%、2日目は29%、3日目は22%と推移する。72時間を過ぎた4日目になると、6%まで落ち込んだ。

 

もちろん、この時間を過ぎても救出活動は続けられる。2月6日にトルコ南部で発生した大地震では、150時間を超えた後も瓦礫(がれき)の中から生存者が発見されている。60カ国以上から駆け付けた救助、支援部隊による命がけの捜索、救助の成果である。

 

earthquake
地震のあったトルコに向けて出発する国際緊急援助隊・救助チーム=2月6日、羽田空港(共同)

 

日本のチームには、東京消防庁のハイパーレスキューの隊員が含まれている。あらゆる大規模災害の人命救助に対処するため、高度な技術と最新鋭の装備を誇る部隊もまた、阪神大震災の教訓から創設された。

 

この記事の続きを産経ニュースで読む

 

 

2023年2月14日付産経新聞【産経抄】より

 

この記事の英文記事を読む

 

 

コメントを残す