産経新聞社の支援で創設された英語ニュース・オピニオンサイト「JAPAN Forward」(JF)は、今秋、東京・新橋に開校する日本文化と歴史の新たな学びの場「令和アカデミー倶楽部」の講義内容を英語で世界に発信するなど、同倶楽部と連携し、日本文化と歴史の魅力を海外に伝えていく。
■世界とつながる教養人の学びの場
令和アカデミー倶楽部は、受講者たちが本物の日本文化や歴史を体系的に楽しく学び、豊かな人生を送ることを目標とした新しい学びの場だ。受講者たちは、座学の枠を超えて講師陣と「日本」を体験しながら学び、日本人としての教養を深めて世界とつながっていくことを目指していく。
今秋の本格稼働を前に7月25日に開講した記念講座の第一弾は、「古代史のロマン」。最新の考古学研究で分かった成果をもとに、近年、書き換えられた日本の始まりに関する歴史を、日本古代史の権威で著作も多い山岸良二・放送大学講師がわかりやすく解説した。「古代史ロマン」の講義は全6回で、残る4回は8月1日、8日に分けて実施される。事業運営には、株式会社アカデミー・オブ・ファースト・パシフィック(本社・東京、日野洋一代表)が当たる。
新型コロナウイルスの影響で今春の開校予定が遅れたが、同倶楽部の担当者は「東京都の感染拡大予防ガイドラインを遵守しながら、講座の数を順次増やしていく。他のカルチャーセンターとは一味も二味も違った深く学べる講座を展開し、『日本人の日本知らず』という現状を少しでも解消することで、日本人としての誇りを取り戻せるよう貢献していきたい」と話している。
詳細・申し込みは、同倶楽部のHP:https://reiwa-academyclub.jp/ から。問い合わせは、電話:03-6421-1260 まで。
著者:JAPAN Forward 編集部