
An Argentine Dragon Ball fan disguised as Goku takes a picture with supporters during a Dragon Ball fan reunion to bid a final farewell to Japanese manga comic creator Akira Toriyama, at the Obelisk in Buenos Aires, Argentina March 10, 2024. (©REUTERS/Agustin Marcarian)
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漫画家の鳥山明さんの急逝を悼む声は世界各地に広がった。とりわけ中南米諸国では、代表作の1つ「ドラゴンボール」が高い人気を得ていたとされ、政界やスポーツ界からの追悼表明も相次いだ。主人公の孫悟空が「英雄」(米紙ワシントン・ポスト)ともいわれるほどの熱狂ぶりだが、何が中南米の人々を魅了してきたのか-。
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでは10日、鳥山さんの死去が8日に発表されたことを受け、追悼集会が開かれた。集まった数千人は「アキラ!」などと名前を合唱。ロイター通信は、悟空などの「ドラゴンボール」の人気キャラクターにふんしたファンの写真を配信し、「さよなら、悟空!」と報じた。
政界・スポーツ界から相次いだ哀悼
筆者:本間英士(産経新聞)
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2024年3月29日付産経新聞【国際情勢分析】より