アジサイのヘッドマークを付けた列車が今年初登場
=東京都世田谷区(鈴木健児撮影)
~~
京王電鉄・井の頭線(渋谷ー吉祥寺間、17駅12.7キロ)の新代田駅付近(東京都世田谷区)で、線路脇の斜面に植えられた色とりどりのアジサイが見頃を迎えている。5月末からはアジサイのヘッドマーク付き列車が今年初めて登場。1編成のみで「出会うと幸運」とされる。
井の頭線では平成2年に雨水の流入による斜面の崩壊防止と、季節ごとに草花を楽しんでほしいという目的を兼ね、沿線にアジサイ、サザンカ、ツツジなどを植栽している。
沿線各所には計24,000株を超えるアジサイが植えられていて、観賞できるスポットが数カ所ある。電車に乗車すると「車窓から満開のアジサイがごらんいただけます」などのアナウンスをする車掌も。
アジサイは、新代田駅~東松原駅間、東松原駅〜明大前駅間、西永福駅〜浜田山駅間、久我山駅〜三鷹台駅間などに植えられている。見頃は今月20日前後まで。