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東京都庁舎のビル壁面に世界最大のプロジェクションマッピングが上映されている。ギネス世界記録にも認定されたイベントは今年通年で開催されている。
ギネス世界記録に認定
2024年2月25日から、東京都庁第一本庁舎の東側壁面に毎夜、プロジェクションマッピングが通年で上映されている。観覧は無料。庁舎壁面の4〜32階部分、高さ127m、幅110mの約1万4000㎡をキャンバスとして常設展示される最大の作品としてギネス世界記録に認定された。
認定証を受け取った小池知事は「都庁舎をキャンパスに素晴らしいアートが繰り広げられる。このイベントを新しい東京の観光名所にしたい」と抱負を述べた。
プロジェクションマッピングは日本だけでなく、世界のトップクリエーターが制作したもので、荒天の日を除いて毎夜19時から21時まで、30分ごとに上映される(4月末までのスケジュール)。都庁第一本庁舎前の都民広場や新宿駅の方向から観覧できる。上映コンテンツは平日と土日・祝日で違ったものが上映される。
環境配慮した取り組み
プロジェクションマッピングのシステムはパナソニックグループ会社のシステムを使い、クラウド 制御による省力化で空間演出を実現している。主な電力は太陽光で発電したもので賄っている。
東京都は昨年、生誕80周年を迎えた。1943年に東京都制が実施され、東京府・市を廃止し東京都になった。
筆者:海藤秀満(JAPAN Forwardマネージャー)