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An article titled "Looking at the Japanese student who said, 'Let's give Takeshima to South Korea for free'" published in the Japanese version of Chosun Ilbo (electronic version) on March 2nd (image partially edited) )

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3月2日付『朝鮮日報』(電子版)の日本語版に「『竹島をただで韓国にあげよう』と言う日本の学生を見て」と題する記事が掲載された。この記事は、関西のある外国語大学のC教授が寄稿した私見である。

 

C教授は2月22日の「竹島の日」に合わせ、韓国の読者に以下のような提言をした。日本の学生は竹島に関心がない。学生の中には「独島(竹島の韓国側呼称)を韓国にあげよう」とした者もいた。それなら韓国側が竹島問題で騒ぎ立てることはない。「独島に領土問題はない」とする韓国にとっては、「静かな対応」が真に強力な対応策だ-と。

 

だがそれは、「物を盗んでも相手から文句を言われなければ黙っておけ」と語るのと同じである。それにC教授は大学で国際関係学を担当しているそうだが、「学生らが竹島に関心がないから独島は韓国領だ」とでも言いたげなのは感心しない。日本側からすれば、異常な関心を竹島に注ぐ韓国側のほうが例外的だ。

 

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筆者:下條正男(産経新聞)

 

 

2024年3月26日付産経新聞【竹島を考える】より

 

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