Batting Analysis baseball sports facility 1 rs

Yoshio Itoi wears swing analysis devices during a batting session on June 20 in Tokyo. (©Kyodo)

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米大手の野球用品メーカーがこのほど、打者のスイングを科学的に分析する施設を東京都内にオープンした。データを測り、個々人に合った重さや長さのバットを提案するサービス。大谷翔平(ドジャース)のチームメートで最優秀選手(MVP)に輝いたこともあるムーキー・ベッツも、米国内の施設を毎年訪れているという。

 

6月中旬。日本ハムやオリックス、阪神で活躍した糸井嘉男さんがオープニングイベントで体験し、驚きの声を上げた。体に機器を取りつけて打撃を行い、打球速度や筋肉の動きを計測。結果に基づいて最適と示されたバットに握り替えると、打球速度が5マイル(約8キロ)も上がった。

 

スイング分析のため、体に機器を取りつけて打撃を行う糸井嘉男さん=6月20日、東京都内(共同)

 

「5マイルは相当すごい。数値を知ることは大事だと改めて思った」と効果を実感。同席した元大リーガーのマック鈴木さんもデータへの意識は激変したと指摘し、その違いは「リトルリーグとメジャーリーグくらい」と表現した。

 

糸井嘉男さんのスイングを分析する米大手野球用品メーカーの施設関係者=6月20日、東京都内(共同)
米大手野球用品メーカーの施設関係者(右)から自身のスイング分析結果を聞く糸井嘉男さん(中央)=6月20日、東京都内(共同)
オープニングイベントで記念撮影する糸井嘉男さん(左)とマック鈴木さん=6月20日、東京都内(共同)

 

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