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全面リニューアル後のJAPAN Forwardの新たな英語HP

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Gwyneth Ho: 'Big Sister' of Hong Kong's Democracy Movement to Be Sentenced in November

(香港民主化運動の「お姉さん」、何桂藍さん、11月に判決へ)

今月は米大統領選挙でトランプ氏が当初の予想に反して圧勝し、世界を驚かせた。さらに、日本でも30年ぶりの少数与党政権である第2次石破内閣が発足し、日米両国の政治の行方に注目が集まった。

トランプ氏の大統領返り咲きはもちろん世界的なニュースだ。一方、先の衆院選で敗れ、少数与党となり「弱い指導者」となった石破茂首相の動向がアジアで関心を持たれていることを先日知り、新鮮な驚きがあった。少し紹介したい。

ラオスのソーンサイ・シーパンドン首相(中央奥)主催の歓迎式典会場に到着し、歓迎を受ける石破首相(その左)=10月11日、ビエンチャンの首相官邸(内閣広報室提供)

東南アジアで活躍するジャーナリストたちとオンラインで意見交換した。その内容を要約すると、①アジアの国々ではトランプ氏の再登板で米中対立が今後一層深まり、アジアにとばっちりがくることを懸念している②一方で地政学的な野心のない日本に対する関心や期待が高まっている③しかし、日本経済が今後、凋落(ちょうらく)していくのではないかとの不安もある、といった具合だ。

アジア諸国で日本の好感度が米中両国と比較して高いというのは、各種の世論調査の結果からも裏付けられている。問題は、「政治とカネ」の問題だけにとらわれている日本に果たしてアジア諸国の期待に応えられるリーダーとなる気概と実力があるのか、ということではないか。

世界的な分断と対立、紛争の拡大という闇の中で、アジア諸国のみならず世界は希望の光を求めている。「弱い指導者」となった石破首相がどこまでできるのか未知数だ。それでも、平和を希求する日本には、希望という光でアジア、そして世界を照らす使命があると信じたい。

世界の政治が変わる中、英語ニュース・オピニオンサイト、JAPAN Forward(JF)にも、〝変化〟があったので報告したい。お気づきの方もいるかもしれないが、JFは今月初め、ホームページ(HP)を全面的にリニューアルした。

全面リニューアル後のJAPAN Forwardの新たな日本語HP

何が変わったのか―。写真でもわかるように、英語ニュースのHPと同じ形式の日本語ニュースHPができた。英語HPと日本語HPは、1つのボタン、1回の操作で切り替えることができる。創設から7年半の歩みの中にあるJFは、日本発のユニークな日英バイリンガル・メディアへと脱皮すべく、その一歩を踏み出した。

挑戦は、まだ始まったばかりだ。変革を恐れずさらに進化し、前進していきたい。将来的には、日本語記事と英語記事を自由に閲覧でき、両言語の橋渡しができる日英バイリンガル・ニュース・メディアを目指していく所存である。

上の英文(日本語訳)は写真にある英語記事の見出しである。英語記事の見出しは、日本語記事の見出しと必ずしも一致しない。英語で情報を得ている外国の読者に伝わるように変えているためだ。

香港国家安全維持法違反で民主派が起訴された事件の公判が行われた裁判所前に集まった報道陣や警察=5月30日、香港(共同)

中国共産党に支配される香港では19日、元ジャーナリストの何桂藍(か・けいらん)さんら大勢の民主活動家に重い刑罰が下されるのは確実だという。本紙の藤本欣也記者(論説委員)は「香港国家安全維持法によって、自由と民主を踏みにじられた香港の現在地を象徴する一日となる」と記事を締めくくった。JFは、そんなところにこそ希望のメッセージを届けていきたい。

筆者:内藤泰朗(JAPAN Forward編集長)

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2024年11月18日付産経新聞【JAPAN Forward 日本を発信】を転載しています

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