中谷元・防衛相との初会談後の記者会見でヘグセス米国防長官が「中国共産党の威圧的な行動に日米は結束して立ち向かう」「西太平洋で有事に直面した場合、日本は前線に立つことになる」と述べた。政府は国民に対してどういう意味なのか説明すべきだ。
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自衛隊海上輸送群発足式 輸送艦「にほんばれ」が引き渡され、部隊を巡閲する中谷元防衛相(右)=4月6日午前、広島県呉市(彦野公太朗)

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「日本は前線に立つ」

「中国共産党の威圧的な行動に日米は結束して立ち向かう」「西太平洋で有事に直面した場合、日本は前線に立つことになる」

3月30日、中谷元・防衛相との初会談後の記者会見でヘグセス米国防長官がこう述べた。どういう意味なのか。政府は国民に対して説明すべきだ。その際、①中国による台湾「有事」の危機が迫りつつあり、②その危機は日本の存立にとって無縁ではなく、③日本は米国などと共にその危機に対処すべく準備を進めてきており、④いざとなれば日本が主体的に対処しなければならない―ことを丁寧に説明すべきだ。

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筆者:江崎道朗(麗澤大学特任教授)

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2025年4月7日付産経新聞【正論】より

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