日米関税交渉が妥結し、トランプ政権は自動車や部品への関税を15％に引き下げた。関税で収益圧迫の危機にある中、安堵するニュースだ。
トランプ米大統領の目玉政策を盛り込んだ法案が議会下院で可決し、署名するジョンソン下院議長（中央）＝3日、ワシントン（ゲッティ＝共同）
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日本の基幹産業である自動車にとり、米国は最大の輸出市場である。日米関税交渉が妥結し、トランプ政権は今春27・5％に引き上げたばかりの自動車や部品への関税を15％に引き下げた。関税で収益圧迫の危機にある中、安堵（あんど）するニュースだ。関税以外でも、日本の自動車メーカーにとって好材料がある。
一つの大きな美しい法案
トランプ大統領は7月4日の米独立記念日に、「一つの大きな美しい法案（One Big Beautiful Bill）」という大型法案に署名した。
筆者：加藤康子（元内閣官房参与）
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2025年7月28日付産経新聞【正論】より
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