食卓をクレーンでつり上げ、地上40メートルでスリル満点の食事が楽しめる空中レストラン「ディナーインザスカイオオサカ」が大阪市内にオープンした。非日常の体験を求めるインバウンドなどに向け、観光コンテンツとして打ち出す。

空中レストラン「ディナーインザスカイ」で食事を楽しむ人たち。奥に大阪・梅田のビル群が見える=10月9日午前、大阪市西区(安元雄太撮影)
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食卓をクレーンでつり上げ、地上40メートルでスリル満点の食事が楽しめる空中レストラン「ディナーインザスカイオオサカ」が大阪市内にオープンするのを前に、施設が10月9日、報道陣に公開された。10日から12月28日までの期間限定営業で、非日常の体験を求めるインバウンド(訪日客)などに向け、「アフター万博」の観光コンテンツとして打ち出す。

施設は、同市西区の安治川左岸にある複合施設「中之島GATEサウスピア」に開業する。ベルギー発祥で、これまでに65カ国で展開。日本では東京に次ぎ、大阪は2カ所目となる。

大阪の施設では、食卓といすをクレーンで地上40メートルまでつり上げる。空中では約30分間、絶景とともに食事やお酒を楽しめる。1日に6回開催し、料金は2万2千円~2万8千円。
3~5月に実施した東京ではSNSなどで話題を呼び、会期中に約1600人が利用した。
筆者:田村慶子(産経新聞)
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