米国の外交関係雑誌で最大手とされる「フォーリン・アフェアーズ」最新号に、「米国の同盟諸国は核武装すべきだ」と題する論文が掲載された。日本独自の核兵器保有に対する、米国での思考の微妙な変化を反映しているともいえる。
オクラホマ大のモリッツ・グレフラス教授(右)とマーク・レイモンド教授
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米国で最近、発表された日本の核武装を提唱する論文が、複雑な波紋を広げ始めた。日本独自の核兵器保有に対する、米国での思考の微妙な変化を反映しているともいえる。
最大手の外交関係雑誌
米国の外交関係雑誌で最大手とされる「フォーリン・アフェアーズ」(電子版)の11月中旬の最新号に、「米国の同盟諸国は核武装すべきだ」と題する論文が掲載された。副題に「選別的な核拡散は国際秩序を強化する」と記された同論文は、オクラホマ大の若手学者モリッツ・グレフラス、マーク・レイモンド両氏が共同で執筆した。
筆者:古森義久(産経新聞ワシントン駐在客員特派員)
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2025年12月5日付産経新聞【緯度経度】より
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