2月1日投開票された川口市長選では、トルコ国籍のクルド人の一部と住民との軋轢が表面化している外国人問題が主な争点となり、無所属新人で元県議の岡村ゆり子氏が初当選を果たした。投票率は40・98%で、前回選21・67%から19・31ポイント上昇した。
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川口市役所=埼玉県川口市

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任期満了に伴う埼玉県川口市長選は2月1日投開票され、無所属新人で元県議の岡村ゆり子氏(44)が、無所属で元県議の立石泰広氏(64)=自民推薦=ら新人5氏を破り、初当選を果たした。同市初の女性市長となる。現職の引退により過去最多の6人が立候補。トルコ国籍のクルド人の一部と住民との軋轢が表面化している外国人問題が主な争点となり、岡村氏は生活ルールの徹底などの施策の充実を訴えて支持を広げた。

投票率は40・98%で、令和4年の前回選21・67%から19・31ポイント上昇した。

川口市長選で当選を決め、支持者らと喜ぶ岡村ゆり子氏=2月1日、埼玉県川口市

岡村氏は、岡村幸四郎元市長の次女。父が任期中に病没し、平成27年に市議にトップ当選。31年には県議にトップ当選し、2期目の途中で今回の市長選に出馬した。県議会では保守系会派「無所属県民会議」に所属していた。

外国人問題について、不法滞在者には国の責任で帰国を促す一方、在留外国人に生活ルールの順守を求める施策の充実を訴え。この日、市内の選挙事務所で支持者らが万歳する中、笑顔で喜びを表した。外国人問題については「不法な外国人は国の責任で帰ってもらう。守ってもらうべきルールは守ってもらう」と語った。

「外国人対応センター」の行方は

一方の立石氏は、現職の奥ノ木信夫市長(74)の後継指名を受け、地元の自民党議員団が提唱する全国初の外国人問題ワンストップ対応窓口「川口市外国人政策対応センター」の設置を訴えたが、及ばなかった。

敗戦の弁を語る立石泰広氏。左は奥ノ木信夫市長=2月1日、埼玉県川口市

市内の選挙事務所で「私の不徳の致すところ。政策を市民に届けきれなかった」と敗戦の弁を語り、傍らにいた奥ノ木氏とともに「センターの設置は新市長に働きかけていく」と話した。

岡村氏は当選後、センターについて問われ「詳細を精査し、市民の声を聞いて、必要なのか、必要であれば中身をどうすべきかを今後、検討すべきと思う」と述べた。

(産経新聞)

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