日本には、大変革のときがきている。高市早苗首相率いる自民党が先の解散、総選挙で歴史的な大勝利を収めた。国民は日本の変革を推進できる強い指導者を選んだ。
Sanae Takaichi Tokyo Outlook

衆院選から一夜明け、記者会見を行う自民党総裁の高市早苗首相=2月9日午後、党本部(春名中撮影)

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How Takaichi Won So Big — and What Comes Next?

(高市早苗首相はどのように大勝利を収め、そして次に何が起こるのか)

ついにその時がやってきた。高市早苗首相率いる自民党が先の解散、総選挙で歴史的な大勝利を収め、単独で衆議院の3分の2超えの議席を確保した。仮に、野党の優勢な参議院が衆院決議に反対しても、それを覆すことができる力を得たことになる。戦後日本で初めて、誰も成しえなかった強い力を持つ女性の指導者が自由な選挙によって誕生したのである。

半年前、高市氏が首相にすらなっていないとき、誰がこの状況を想像することができただろうか。かく言う筆者(内藤)も、恥ずかしながら、これほどまでの歴史的な大勝利を予想だにしていなかった。

選挙は、大寒波が到来して大雪までもが邪魔をする厳しい短期決戦となった。高市首相の有力な政敵たちが次から次へと倒れ、無名に近い自民党の若い候補者たちが当選していく様は、まさに「高市旋風」が吹き荒れた選挙戦だった。

弱肉強食の世界に逆戻りする中、国民はそんな世界に伍して日本の変革を推進できる強い指導者を選んだのだ。野党陣営は、中身の薄い、矛盾だらけの大同団結という誤った戦略で自滅した。天が高市氏を選び、味方しているように感じたのは筆者だけか。

「変わらない日本」―。その時代は終わった。多くの古い政治家たちは退場するか、その影響力はなくなりつつある。高市首相の批判を展開していたオールドメディアも今回の選挙結果にはまったくと言っていいほど、影響を及ぼさなかった。すでに日本の変革は始まっているのだ。

英語と日本語のバイリンガル・ニュース・オピニオンサイト、JAPAN Forward(JF)は、この歴史的選挙の結果とともに、日本がどのような変革や大転換を起こそうとしているのか、積極的に発信している。先週、最も読まれたのが、上の英文(日本語訳)見出しの記事だ。世界も、日本で次に何が起こるのか注視している。

記事は、JF記者がアジア・ビジネスを専門とするコンサルタント会社の若手専門家にインタビューしたものだ。専門家は、高市首相が2028年7月の参院選までに、掲げる政策のかなりの部分を実現できる可能性が高いとの見方を示す一方、自民党は、岸田政権、石破政権と2期続いたリベラルから保守への回帰が進むと指摘した。

当選確実となった候補者に花をつける自民党総裁の高市早苗首相(左から2人目)=2月8日午後、東京・永田町の党本部(相川直輝撮影)

高市首相は国民から負託されたその力をどう使うのか―。開票から一夜明けた9日の首相の記者会見で心に残った言葉は、「未来への挑戦」だ。首相は、日本人の底力を信じ、国が旗振り役となって官民による国内投資を増やし成長する「責任ある積極財政」にかじを切ると強調し、国家情報局の設置など安全保障、防衛面の抜本的な強化、さらには議論が分かれる憲法改正に向けた挑戦をしていくと約束した。

最後に、「挑戦しない国に未来はありません。未来は与えられるものではなく私たち一人一人が挑戦し続けることでつくり上げていくものです」と結んだ。

せっかくなのでJFの多国籍編集チームに、これからの日本に期待することや望みを聞いてみた。「日本人が自分の国に自信を持ってほしい」「いろいろな分野で世代交代がもっと進んでほしい」「自国の伝統文化やアイデンティティーを守りながら、若い世代にも活躍の場を与えてほしい」「憲法改正に挑戦し、〝普通の国〟となってほしい」「分断ではなく統合をもたらす国になってほしい」…。

日本には、大変革のときがきている。JFは、そんな日本と世界をつなぎ、若い世代を応援する、どこにもない新しいメディアづくりに挑戦していきたい。

筆者:内藤泰朗(JAPAN Forward編集長)

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2026年2月13日付産経新聞【JAPAN Forward 日本を発信】を転載しています

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