ミラノ・コルティナ冬季パラリンピックの日本選手団結団式に臨席された秋篠宮ご夫妻=2月12日、東京都千代田区
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天皇陛下は「建国記念の日」の2月11日、皇祖神の天照大神(あまてらすおおみかみ)や歴代天皇、八百万(やおよろず)の神々をまつる皇居・宮中三殿を参拝された。
秋篠宮さまと長男の悠仁さまは8日、東京国立博物館平成館(東京都台東区)を訪問し、「全国学校・園庭ビオトープコンクール」の発表大会に臨席された。
大会は教育現場に自然と共存する「ビオトープ」を広げる目的で開催。秋篠宮さまはお言葉で「野生の生き物やそれらが暮らす多様な自然環境は、私たち人類にとってもかけがえのないものであり、積極的に守っていく必要があります」と述べられた。

また、世界各国での取り組みを挙げ「地球に暮らす私たち一人ひとりが自然からの恩恵を理解し、自然への関心を深めていくことが大切です」と指摘された。

秋篠宮さまと悠仁さまは小中学校や高校、幼稚園でのビオトープの事例の発表を熱心に聞き、式典後には受賞者らと交流を深められた。
悠仁さまはトンボをはじめ生物に関心が深く、赤坂御用地(港区)にあるお住まいの秋篠宮邸の池でビオトープづくりに取り組まれている。受賞者からの「トンボは何種類見えますか」という質問に「10種類程度です」と答えられた。ビオトープに現れるトンボについて話した幼稚園の園長には「珍しいトンボですね」と声を掛けられたという。

秋篠宮ご夫妻は12日、東京都内のホテルで、3月のミラノ・コルティナ冬季パラリンピックに臨む日本選手団の結団式に臨まれた。秋篠宮さまは、名古屋市などで10月に開かれるアジアパラ競技大会の名誉総裁を務められている。
秋篠宮さまはお言葉で、「パラリンピックは、パラアスリートにとって、最高峰の舞台の一つであります。皆様は、長きにわたる鍛錬と努力を重ね、多くの困難を乗り越えてその場に立たれるわけですが、競技の場に臨んでは、日頃の練習の成果を存分に発揮し、すばらしいパフォーマンスを披露してくださることを期待いたします」と述べ、選手団の健闘を祈られた。
秋篠宮妃紀子さまは10日、千代田区のホールで、「青少年読書感想文全国コンクール」の表彰式に臨席された。
紀子さまはお言葉で、「受賞者の皆さまお一人お一人が、これはなんだろう、もっと知りたいと思ったり、ずっと大切にしたい、誰かに伝えたい気持ちを抱いたりしながら、ご自身の言葉で表現した作品は、私の心にも響いてきました」と述べられた。

また、視覚障害を持つ子供らにさまざまな著作に触れてもらう取り組みに対して、「一人でも多くの子どもが本に親しめるような取り組みが進められているのは、とても大切なことだと感じています」と述べ、関係者に敬意を表された。

式典後には、表彰を受けた児童、生徒らとの懇談の場が設けられ、受賞者に祝意を伝えられた。持続可能な開発目標(SDGs)に関心がある女子児童が、海の豊かさを守るという目標に向けて「海に行ってゴミ拾いをしたい」と話すと、紀子さまは「小さなことを積み重ねて、環境に良いことをつなげていけるといいですね」と声を掛けられたという。
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2026年2月13日産経ニュース【皇室ウイークリー(935)】を転載しています
【皇室ウイークリー】は毎週金曜日、「産経ニュース」に掲載している企画です。ニュース紙面ではあまり触れられない各宮家のご活動や、上皇ご夫妻のご様子を含め、宮内庁担当記者が皇室の1週間を振り返ります。紙面で掲載できなかった写真もご紹介しています。さらに「皇室ウイークリー」だけのために撮影した写真も、アップしています。
また皇室のご動静は、産経新聞社が取材協力している季刊誌『皇室 Our Imperial Family』でも、詳しくご紹介しています。
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