産経新聞の宮内庁担当記者が皇室の1週間を振り返ります。
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高市早苗首相を任命される天皇陛下=2月18日、皇居・宮殿「松の間」

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天皇陛下は2月17日午前、皇居・宮中三殿で、この一年の五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈る宮中祭祀(さいし)である「祈年祭」に臨まれた。秋篠宮さまも拝礼された。

天皇、皇后両陛下と長女の敬宮(としのみや)愛子さまは17日午後、東京都台東区の東京都美術館を訪れ、「第100回国風盆栽展」をご鑑賞。日本盆栽協会名誉総裁の寬仁親王妃信子さまが案内を務められた。

ご一家は、会場でさまざまな樹種の盆栽をご覧に。推定樹齢約400年という五葉松の盆栽を前に陛下は「素晴らしいですね」と感想を伝えられた。皇后さまは「写真と(実物は)雰囲気が違いますね」と話された。

「第100回国風盆栽展」の会場で、作品を鑑賞される天皇、皇后両陛下と長女の敬宮愛子さま、寬仁親王妃信子さま=2月17日、東京都台東区の東京都美術館

説明役を務めた担当者によると、愛子さまは盆栽が植えられた鉢について「取り合わせも国風展に飾るには大切なんですね」と述べられた。また、信子さまは、幼少期の盆栽の思い出をご一家に話されたという。信子さまはこれに先立つ13日、都内で国風盆栽展の第100回記念式典に臨席された。

「第100回国風盆栽展」の会場で、作品を鑑賞される天皇、皇后両陛下と長女の敬宮愛子さま=2月17日、東京都台東区の東京都美術館

陛下は18日、皇居・宮殿「松の間」で親任式に臨み、自民党総裁の高市早苗氏を首相に任命された。閣僚ら21人の認証式も行われ、陛下は、高市氏や閣僚ら一人一人に「重任ご苦労に思います」と声をかけられた。

秋篠宮さまは15日、滋賀県を訪れ、総裁を務める社会福祉法人「恩賜(おんし)財団済生会」の総会に臨席された。済生会は生活困窮者の救済を掲げ、明治44年に明治天皇の勅語(ちょくご)により設立された。

秋篠宮さまは、総会のお言葉で、東日本大震災を契機に岩手県陸前高田市に開かれた復興支援診療所が昨年に10周年を迎えたことに触れ、「この間、地域の復興を医療の面から支え続け、今では登録患者数が1万1千人を超え、地域住民の方々の安心の拠点になっていることを嬉しく思います」とねぎらわれた。

秋篠宮ご夫妻は16日、赤坂御用地(東京都港区)にある赤坂東邸で、国際協力機構(JICA)の海外協力隊員と面会された。

ご夫妻の次女、佳子さまは13日、赤坂御用地にある秋篠宮邸で伝統工芸士ら6人と懇談し、工芸品や道具を見ながら、技術などについて熱心に話を聞かれた。

伝統工芸の保護や育成に取り組む「日本工芸会」の総裁を務める佳子さまは昨年11月、「第42回伝統的工芸品月間国民会議全国大会記念式典・一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会50周年記念式典」への臨席と伝統工芸士らとの懇談を予定していたが、新型コロナウイルスへの感染が確認されたことを受け、取りやめられていた。

伝統工芸士らと懇談される秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さま=13日、東京都港区の秋篠宮邸(宮内庁提供)

三笠宮家の彬子さまは14~17日、北海道と青森県をご訪問。北海道では「寬仁親王記念 第49回丘のまちびえい宮様国際スキーマラソン」の開会式や表彰式に臨まれた。青森県では「第80回国民スポーツ大会冬季大会」のクロスカントリー競技などをご覧になった。

日本ホッケー協会の名誉総裁を務める高円宮妃久子さまは17日、東京都内で開催された「高円宮牌2025ホッケー日本リーグ年間表彰式」に臨まれた。

18日には、「2025年度国際交流基金地球市民賞」授賞式などに臨席するため都内のホテルへ足を運ばれた。

2026年2月20日産経ニュース【皇室ウイークリー(936)】を転載しています

皇室ウイークリー】は毎週金曜日、「産経ニュース」に掲載している企画です。ニュース紙面ではあまり触れられない各宮家のご活動や、上皇ご夫妻のご様子を含め、宮内庁担当記者が皇室の1週間を振り返ります。紙面で掲載できなかった写真もご紹介しています。さらに「皇室ウイークリー」だけのために撮影した写真も、アップしています。

また皇室のご動静は、産経新聞社が取材協力している季刊誌『皇室 Our Imperial Family』でも、詳しくご紹介しています。

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