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年内最後となる12月21日(火)18:30~のJAPAN Forward時事講座の文化講座<第3回>では「すべては恋から始まった~史実と古典芸能の関係性~」をテーマに、引き続き産経新聞の亀岡典子・大阪本社文化部特別記者編集委員が古典芸能の魅力に迫ります。
文楽や歌舞伎には、史実をもとに作られた作品が数多くあります。源平の合戦や戦国時代の戦い、古くは古代日本を揺るがせた乙巳の変(大化の改新)などをもとに、作者は大胆なフィクションをまじえながら名作を生みだしてきました。史実と、文楽や歌舞伎作品の相違点を、恋を軸にして見ながら、作者の創意工夫と、歴史を超えたところにある古典作品の魅力を考えます。
●すべては恋愛から始まった
「仮名手本忠臣蔵」における3つの恋に焦点を当て、文楽や歌舞伎に見る忠臣蔵の特徴を探ります。
●歴史の渦に巻き込まれた娘の悲劇
「妹背山婦女庭訓」のヒロイン、お三輪を取り上げ、在所の平凡な娘がひとりの若者に恋をしたことから、乙巳の変に巻き込まれていく運命を見ます。
●父を裏切り、恋を選ぶお姫様たち
「本朝廿四孝」の八重垣姫(上杉謙信の娘)を中心に、戦国の世に、敵方の若者に恋をしたために、父を裏切った深窓の令嬢の恋を、お姫様役の三つの大役「三姫」から探ります。
日本文化を知ると、日本がもっと楽しく、好きになります。
オンラインイベントとなります。奮ってご参加ください。お申し込みは令和アカデミー倶楽部の以下のサイトから。
https://reiwa-academyclub.jp/course/post/1350/
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