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Editorial Board, The Sankei Shimbun

国際秩序を専制国家が脅かす中、民主主義の日本では2025年、自民党と日本維新の会による新しい連立の枠組みで高市早苗政権がスタートした。内閣支持率は高く、若者世代では空前の水準となっている。ただし、そこに至る道は険しかった。
日本と中央アジア5カ国の初の首脳会合が行われ、重要鉱物のサプライチェーン強化に向けた協力などを盛り込んだ共同声明「東京宣言」を採択した。日本を取り巻く外交環境が厳しさを増す中で、中露の干渉を嫌う旧ソ蓮5カ国と日本が連携を強めることは双方にとって利益となる。
自民党と日本維新の会の連立与党が令和8年度税制改正大綱を決定した。高市早苗首相(自民総裁)と国民民主党の玉木雄一郎代表が合意した「年収の壁」の引き上げを盛り込むなど、物価高対策や強い経済の実現に重きを置いた。
大分市や伊勢崎市で起きた危険運転による死亡事故で、いずれも過失運転罪で起訴されたものの、遺族の署名活動などを経て、より法定刑が重い危険運転罪に訴因が変更された。危険運転致死傷罪は故意犯の傷害致死罪と同等であるとして、司法の側に適用への躊躇があるとされるが、遺族や社会には弱腰ともみえる混乱へのいらだちがある。