元横綱白鵬の宮城野親方が、日本相撲協会を退職した。弟子だった元幕内力士の暴力問題で宮城野部屋が閉鎖され、再開のめどは立っていない。

Editorial Board, The Sankei Shimbun
ウィーンで開かれた国連犯罪防止刑事司法委員会で保護司制度が盛り込まれた日本主導の再犯防止に関する準則案が採択された。日本独自の制度である保護司制度が「HOGOSHI」として世界に広まる重要な契機となろう。
韓国の新大統領に、親北・反日傾向が強い革新系政党「共に民主党」の李在明前代表が就任した。就任演説で、「堅固な韓米同盟を土台に韓米日協力を強固にする」と述べたが、懸念を抱かざるを得ない。
中国共産党政権が、北京の天安門広場に集った学生らの民主化運動を武力鎮圧して多数の死傷者を出した天安門事件から36年を迎えた。
沖ノ鳥島周辺の日本の排他的経済水域で、中国の海洋調査船が日本の同意を得ずに調査活動を行った。国連海洋法条約違反の行為で到底容認できない。
今年は昭和100年、戦後80年に当たる。6月3日、89歳で亡くなった長嶋さんは、その昭和や戦後を代表する巨星、比類なきスーパースターだった。
がんの原因となる遺伝子変異を調べて、一人一人に適した薬を見つけるオーダーメードの「ゲノム医療」が広がりつつある。
東京電力福島第1原発の処理水放出に伴い中国が実施した日本産水産物の輸入停止措置を巡り、日中両政府が解除に向けた具体的な手続きを始めることで合意した。
トランプ米政権が米国のハーバード大学に対し、外国人留学生を受け入れる資格を取り消すと通知した。ハーバード大は資格取り消しは違憲と訴え、連邦地裁は一時的に差し止める決定を下したが、政権は対決姿勢を一段と強めている。
米価が1年前の2倍まで急騰する深刻な事態が続いている。小泉進次郎農林水産相が政府備蓄米の放出で、従来の競争入札をやめ、大手スーパーなどを任意に選ぶ随意契約で直接売り渡す新たな入札方式を発表した。
世界保健機関の総会がパンデミック条約を採択し、同条約が成立した。新型コロナウイルス禍の教訓を踏まえ、感染症の世界的大流行への備えや対策を強化する内容だ。一方で総会への台湾のオブザーバー参加が今回も中国の妨害で認められなかったことは問題だ。
日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画について、トランプ米大統領が「両社のパートナーシップ」を承認する意向を示した。慎重姿勢から転じる意向を示したことで、買収成立の可能性が高まった。