自民党と日本維新の会が、連立政権樹立に向けた政策協議を続けている。正式合意すれば、維新は首相指名選挙で、自民の高市早苗総裁に投票する方針だ。
Editorial Board, The Sankei Shimbun
大阪・関西万博が閉幕した。開幕前の低調に終わるとの予想を覆して活況を呈したことは、成功といってよいだろう。
インドで予定されている日米豪印の協力枠組み「クアッド」の首脳会合が見送られる可能性があるとインドのメディアが報じた。米印関係の冷却化が最大の原因とみられるが、中国を抑止するため、クアッドを支える米印関係を後退させてはならない。
「戦後80年に寄せて」と題する石破茂首相の所感は、優れた見方や新しい論点に乏しい、学生の平板なリポートのようだ。
サイバー攻撃によって、アサヒグループHDの事業に混乱が続いている。発生から10日以上経過したが、全面復旧の見通しは立っていないという。
公明党の斉藤鉄夫代表が自民党の高市早苗総裁に、連立政権からの離脱を伝えた。公明の連立離脱は、時代が求める現実的な政策を自民などが実現していく契機になるかもしれない。
画期的な新材料を開発した京都大の北川進特別教授が今年のノーベル化学賞に輝いた。生理学・医学賞の坂口志文氏に続く日本人の快挙を喜びたい。
外来生物法の施行から20年。外来種の中でも特に人体や生態系、農林水産業に重大な悪影響を及ぼす特定外来生物の輸入や飼養を規制する法律だが、抜本解決には至っていない。
免疫学の新時代を切り開いた大阪大の坂口志文特任教授が今年のノーベル生理学・医学賞に輝いた。日本の自然科学部門のノーベル賞受賞は4年ぶり。
国際パラリンピック委員会は、ウクライナに侵略しているロシアの国内パラリンピック委員会に対する資格停止処分を全面的に解除すると決めた。来年のミラノ・コルティナ冬季パラリンピックにロシアは国として出場でき、国旗や国歌の使用も認められる。
自民党総裁選で、高市早苗前経済安全保障担当相が小泉進次郎農林水産相を決選投票で破り、新総裁に選ばれた。憲政史上初の女性首相が誕生する。
自民党総裁選に立候補した林芳正官房長官がテレビ番組で、靖国神社に祀られている東京裁判の「A級戦犯」を分祀したいという考えを示した。

