群馬県大泉町役場近くの住宅街を車で通過すると、約400メートルの道路に13カ所もの十字路があり、それぞれに「止まれ」の道路標識が設置されている。
「止まれ」の標識が並ぶ道路=群馬県大泉町(桐原正道撮影)
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2016年9月11日付の産経新聞に掲載した連載「路上感撮」のアーカイブ記事です。肩書、名称などは掲載当時のまま。
群馬県の閑静な住宅街に、車だと「渋滞していないのに時間がかかる」という不思議な場所がある。地元の住民も、「なるべく使わない」と口を揃える。真相を探るべく訪れてみると…。
現場は、埼玉県との県境付近に位置する群馬県大泉町役場近くの住宅街。車で通過すると、約400メートルの道路に13カ所もの十字路があり、それぞれに「止まれ」の道路標識が設置されている。

その数なんと14。20~30メートルおきに一時停止を繰り返すわけで、確かに時間がかかる。発進と停止を繰り返すのも億劫だ。
道路沿いに約70年前から住む大島トキさんによれば、標識が設置されたのは20~30年ほど前らしく、「『止まれ』がいっぱいあるから、車はあまり通らない」。「住んでいる人には危なくなくていい」と、安全な街づくりに一役買っているようだ。
筆者:桐原正道(産経新聞写真報道局)
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