京王線幡ケ谷駅近くのバー「木蓮」では、柴犬「卯月ちゃん」が〝接客〟を担当。来店した柴犬愛好家には、その匂いを楽しむ「柴吸い」が人気となっている。

バー木蓮の接客担当、柴犬の「卯月」ちゃん=東京都渋谷区(安元雄太撮影)
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京王線幡ケ谷駅近くのバー「木蓮(もくれん)」(東京都渋谷区)。ドアを開けると、スコッチウイスキーを中心とする500本超のボトルが迎えてくれる。傍らでは、いかにもかわいらしい雌の柴犬「卯月ちゃん」が、ちょこなんと座っていた。

「怒らない、ほえない、噛まないの3拍子」と、飼い主でオーナーバーテンダーの福崎将史さん(47)は言う。令和元年にオープンした後、3年半前から〝接客〟を担当しているそうだ。

来店した柴犬愛好家には、その匂いを楽しむ「柴吸(しばす)い」が人気という。福崎さんは「店内は禁煙ですが、卯月を吸いに来てください」と話す。早速、試してみた。お日さまのいい香りに鼻孔をくすぐられた。

筆者:安元雄太(産経新聞写真報道局)
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