JR東海は訪日外国人が漫画キャラクターを通して「日本のマナー」を学べるメッセージボードを東海道新幹線の主要駅に掲出した。開催中の大阪万博に合わせ、出版大手の講談社とコラボしたキャンペーン。
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JR東海が人気漫画キャラとコラボし、訪日客に日本のマナーを教えるメッセージボード。左は『FAIRY TAIL』、右は『進撃の巨人』=いずれも東京駅構内(JR東海提供)

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JR東海は4月24日、訪日外国人が漫画キャラクターを通して「日本のマナー」を学べるメッセージボードを東海道新幹線の主要駅に掲出した。開催中の大阪万博に合わせ、出版大手の講談社とコラボしたキャンペーン。6月30日まで。

キャンペーンのタイトルは「ニッポン文化を、マンガでマナーぼう!」。講談社の人気漫画『進撃の巨人』や『FAIRY TAIL』、『美少女戦士セーラームーン』など17タイトルの主要キャラが登場し、訪日外国人向けに英語表記でマナーを教える。

ボードは東京、品川、京都、新大阪各駅に設置。名古屋駅では一部期間、デジタルサイネージで掲出する。東京駅八重洲南口改札内には『進撃の巨人』の人気キャラ、リヴァイ兵長のイラストが「列車の写真を撮る際に、柵から乗り出すのはやめましょう」というメッセージとともに掲示されている。

ほかにも、「電車やバスを利用する際は整列乗車を行いましょう」や「感謝のお辞儀は45度が目安です」などのマナーを紹介。東京、品川、京都、新大阪4駅では訪日客に配布するリーフレットも2万部作成し、JR東海の担当者は「反響が大きければ、増刷も検討する」としている。

(産経新聞)

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