暖かい空気の影響で、8月5日も日本の広い範囲で気温が上がり、群馬県伊勢崎市の最高気温が41・8度になり、国内最高記録を更新。関東各地で40度に達する地点が10以上となり、地点数としても観測史上最多となった。
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気温40度に迫る猛暑日となった三重県桑名市内を歩く人たち=8月2日午後

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暖かい空気の影響で、8月5日も日本の広い範囲で気温が上がり、群馬県伊勢崎市の最高気温が41・8度になり、国内最高記録を更新した。関東各地で40度に達する地点が10以上となり、地点数としても観測史上最多となった。熱中症対策が必要だ。

北海道付近を東に進む低気圧に向かって暖かい空気が流れ込んだ。関東では風が山を越える際に高温になって吹き下ろす「フェーン現象」が発生したとみられる。

気温「41度」を示すJR伊勢崎駅前の温度計。群馬県伊勢崎市は最高気温が41・8度になり、国内最高記録を更新した=8月5日午後

記録的猛暑の北海道、エアコンの設置業者不足が深刻

北海道でも7月の平均気温が観測史上最高を更新しており、エアコンの需要が増加している。しかし設置工事ができる施工業者が本州と比べて少なく、普及の足かせになりかねない状況だ。

ダイキン工業の担当者が北海道旭川工業高校の教師にエアコンの据え付け方法を説明する様子(同社提供)

気象庁によると、今年7月の札幌市の平均気温は25・8度で前年同月から2・5度上昇。2021年以降は23度台が続いていたが、それ以前はおおむね20~22度で推移しており、近年になって気温が急激に上昇していることがわかる。

(産経新聞)

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