ロックバンド「オアシス」が東京ドームで16年ぶりとなる日本公演を開催、2日間で計10万人以上を動員した。
16年ぶりに来日公演をした英ロックバンド「オアシス」のノエル・ギャラガーさん(右)と弟のリアム・ギャラガーさん=25日、東京ドーム(ⓒBig Brother Recordings)
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英国を代表するロックバンド「オアシス」が10月25日、東京ドームで約5万人を集めライブを開催した。世界各地で熱狂を巻き起こしている再結成ツアーの一環で、解散した2009年以来、日本公演は16年ぶり。ライブは26日にも行われ、計10万人以上を動員した。

メンバーの兄ノエル・ギャラガーさんと弟リアムさんは、つないだ手を高く掲げてステージに登場。リアムさんは1曲目を歌い終えると、日本語で「ありがとう」と語り、大歓声に応えた。約2時間のライブでは「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」や「ワンダーウォール」などのヒット曲を次々と披露した。

会場にはデビュー当時を知る中高年から、解散後に彼らを知った若者まで幅広い世代が結集。東京都の会社員、坂東章悟さん(27)は「兄がCDを持っていて聴くようになった。万人受けするかっこよさがあって、兄弟でバンドをやっているところにロマンを感じます」と話した。
オアシスは1991年に英中部マンチェスターで結成され、90年代に絶大な人気を誇った。
(産経新聞)
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