サントリーHDとダイキン工業が2025年大阪・関西万博で会期を通して実施する水上ショー「アオと夜の虹のパレード」を報道陣に公開した。
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報道関係者に公開されたサントリーHDとダイキン工業が手掛ける水上ショー=4月1日午後、大阪市此花区の夢洲(沢野貴信撮影)

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サントリーホールディングス(HD)とダイキン工業は4月1日、13日開幕の2025年大阪・関西万博で会期を通して実施する水上ショー「アオと夜の虹のパレード」を報道陣に公開した。常設型で毎日開催する水上ショーとしては「万博史上最大級」で、夜間のエンターテインメントとして打ち出す。

報道関係者に公開されたサントリーHDとダイキン工業が手掛ける水上ショー=4月1日午後、大阪市此花区の夢洲(沢野貴信撮影)

人工島・夢洲(ゆめしま)の万博会場で、木造大屋根(リング)内側に整備した約3万平方メートルの「ウォータープラザ」に舞台(幅約200メートル、奥行き約60メートル)を設営。カーテン状に水が流れる巨大スクリーン(高さ約18メートル、幅約17メートル)を設置し、照明や噴水の演出を通じて主人公の子供と生き物たちが心を通わせる物語を描く。

日没後に毎日2回、イントロダクションを含めて約25分披露する。

報道関係者に公開されたサントリーHDとダイキン工業が手掛ける水上ショー=4月1日午後、大阪市此花区の夢洲(沢野貴信撮影)

この日は本番さながらに音楽に合わせ、スクリーンの周りに設置した300基超の噴水に照明やレーザー光線を投影し、幻想的な雰囲気を演出した。サントリーHDの前波美由紀大阪・関西万博推進室長は「万博に来てよかったと思える、フィナーレになるようなショーにしたい」と語った。

ウォータープラザの護岸に約2500人が着席できる無料の観覧スペースを用意。舞台正面の約千人分は予約客限定とする。

報道関係者に公開されたサントリーHDとダイキン工業が手掛ける水上ショー=4月1日午後、大阪市此花区の夢洲(沢野貴信撮影)

筆者:田村慶子(産経新聞)

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