第9回アフリカ開発会議が横浜市で開幕した。横浜市は会場となるパシフィコ横浜に観光デスクを設置。最終日まで、同会議の参加者らを対象にシティーセールスを展開する。
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横浜市が設置した観光デスク。観光情報などを発信する=8月19日、横浜市西区(橋本謙太郎撮影)

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第9回アフリカ開発会議(TICAD9)が8月20日、横浜市で開幕した。開催都市の横浜市は19日、会場となるパシフィコ横浜(横浜市西区)に観光デスクを設置。最終日の22日まで、同会議の参加者らを対象にシティーセールスを展開する。

同市でのTICAD開催は、2008年の第4回、13年の第5回、19年の第7回に続き、4回目。同市は「アフリカに一番近い都市」を標榜(ひょうぼう)してきた。

観光デスクは市内の観光スポットや会場周辺のレストランなどを紹介することを目的に、パシフィコ横浜の会議センター2階に19日午後、オープン。市内の地図や三渓園、シルク博物館といった観光名所のパンフレットなどを用意するとともに、職員数人が窓口で対応する態勢を整えた。

担当職員は、区役所を含めた〝全庁〟から選抜された延べ26人。この日は、コートジボワールから来たという男性が水族館への行き方を尋ねるなどしていた。

市国際局グローバルネットワーク推進課の中鉢俊樹担当係長は「こんなにいいシティーセールスの機会はない。横浜にいい印象を持って帰っていただきたい」と意気込んでいた。

筆者:橋本謙太郎(産経新聞)

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