大相撲の外国出身力士は、通訳を一切付けず、支度部屋や稽古場での取材に日本語で受け答えする。

横綱豊昇龍らモンゴル出身の力士は、支度部屋や稽古場での取材に日本語で受け答えする
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大相撲の幕内力士42人のうち何人が外国出身か、ご存じだろうか? 答えは9人。割合は約21%。5人に1人以上が海外から来た力士によって占められている。
春場所の番付を見ると、横綱豊昇龍、小結霧島らモンゴル勢が最多の6人(千代翔馬、玉鷲は日本国籍取得済み)で、続いてウクライナの2人、カザフスタン1人となっている。3月の春場所は石川県出身の大関大の里が賜杯を抱いたものの、近年、外国出身力士が優勝争いに絡まない場所はまれだ。
通訳は一切つけず
当然、われわれ報道陣も彼らを取材することになるわけだが、言葉の問題で困ることはない。彼らは通訳を一切付けず、支度部屋や稽古場での取材に日本語で受け答えする。
筆者:宝田将志(産経新聞)
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