靖国神社は御創立記念日祭を6月29日に迎えた後、7月13日の前夜祭から16日にかけて、新暦のお盆と重なる、みたま祭の行事で賑わう事になる。

靖国神社=2024年4月21日午後、東京都千代田区(奥原慎平撮影)
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創立記念とみたま祭に際し
靖国神社は御創立記念日祭を6月29日に迎へた後、2週間後の7月13日の前夜祭から16日にかけて、新暦のお盆と重なるみたま祭の行事で賑はふ事になる。春秋の例大祭(4月22日、10月18日)と並んで神社にとつて最も大切であり、参拝者も多い祭典である。
6月23日が沖縄慰霊の日であるとの認識もここに加はつて、この3週間ほどは何かと靖国神社をめぐる諸問題が念頭に去来する。更に筆者の個人的感慨を交へて語る事を許して頂くならば、7月10日が第6代宮司、故松平永芳翁の御命日に当るといふ因縁もある。
筆者:小堀桂一郎(東京大学名誉教授)
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2025年6月27日付産経新聞【正論】より
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