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ウクライナ戦争、最大の原因はプーチン氏にあらず

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「世界ロシア民族大会議」に南部ソチからオンライン参加したプーチン大統領=2023年11月28日(ロシア大統領府提供、タス=共同)

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ロシアによるウクライナ侵略で、ロシアの凶暴な振る舞いや領土拡大の野望が明白になり、欧米や日本でもそれを疑う人は少なくなった。しかし、多くの人は今も、その最大の理由はプーチン大統領の独裁政治だと思っている。それは間違いである。

 

もちろん、プーチン氏が、ひたすら領土や支配領域拡張を目指すという意味で、「帝国主義」的な野望を持っていることは疑いようもないだろう。ただ、プーチン体制のみが諸悪の根源だと思ってしまうとロシアを見誤る。ロシアを論じるうえでは、国民の中の帝国主義的な意識を無視してはならない。

 

なぜそう言えるのか。ロシアにおけるプーチン大統領の支持率の推移を見るといい。彼の支持率は常に高い数字だが、中でも特に上がった時期がある。1回目は、2014年にロシアがクリミア半島を併合した後、2回目は22年にウクライナに対して全面侵略を始めた後だ。ロシアでプーチン氏を基本的に支持していない人でも、領土拡張は支持することがわかる。

 

この記事の続きを産経ニュースで読む

 

筆者:グレンコ・アンドリー(国際政治学者)

 

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