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JAPAN Forward Launches SportsLook Website

 

(JAPAN Forwardがスポーツ専門のウェブサイト、SportsLookを開設)

 

「なぜ、日本を世界に発信する必要があるのか」-。そんなタイトルの講座が今月6日、大人のための新たな学び舎(や)、令和アカデミー倶楽部(東京都港区新橋)で開かれた。

 

英語ニュース・オピニオンサイト「JAPAN Forward」(JF)が初めて監修した講座だ。第1回には、コロナ禍にもかかわらず、7人が参集し、オンラインでの参加も含めると15人が加わって活発な質疑応答が行われた。

 

進行役のJFアドバイザー、渡辺幸裕氏は、日本人も日本の伝統文化を学ぶことで多くの発見があると指摘。日本文化の奥深さと、その魅力を伝えていくことは、自らの教養を高めて、世界に日本のファンを広げることにつながり、日本にも、世界にも大きなメリットがあると強調した。

 

一方、JFの内藤泰朗編集長は、本紙特派員として海外に駐在していた際、慰安婦や戦時労働者など歴史認識の問題で、欧米メディアや学者たちが歪曲(わいきょく)された事実を信じ込んでいる現実に衝撃を受けた経験などを紹介。フェイク・ニュースや歴史の歪曲に対抗し、事実に基づいた情報を発信し修正していかなければ、日本の国益は侵食されると警告した。

 

そのうえで、日本の素顔を世界に発信しながら、JFを、日本と日本人を応援する新しい形のバイリンガル・メディアに育てていきたいと語った。

 

「日本の正しい情報を世界に発信する重要性はわかるが、英語以外の言語でも必要ではないか」「外国在住の日本人と一緒に日本の情報を発信する仕組みをつくったらいいのでは」「インドでコロナ患者の酸素が不足する中、現地の日本企業が酸素を融通した話は知られておらず、発信してもいいのではないか」…。参加者からは、短い時間にもかかわらず多くの質問や意見が寄せられた。JFへの期待の高さがひしひしと伝わってきた。

 

1年遅れの東京五輪が緊急事態宣言下で間もなく開幕する。JFの第2回の講座は開幕直前の20日夕、「どうなる五輪の未来」と題して、本紙の金子昌世・運動部長が新聞にはなかなか書けない舞台裏と五輪の未来について語る。その概要は、JFで後日伝える予定だが、講座への参加希望者は、令和アカデミー倶楽部まで。

 

JFはさらに東京五輪を前に、日本の視点でスポーツを世界に英語で発信する特設サイト、SportsLook(SL)を新たに立ち上げた。日本から見たスポーツの世界を、ここにしかないコンテンツで描く新しい英語のオンライン・スポーツ・メディアづくりの挑戦だ。上の英文(日本語訳)は今月8日、その誕生をお知らせしたJF記事の見出しである。

 

なぜ、そこまでするのか。大谷翔平や大坂なおみに加え、日本代表チームなどによる試合のドラマは、人々に感動と前に進む勇気を与えてくれる。スポーツは人々を幸せにし、共通の目的のために一致団結し、協力することの大切さを改めて教えてくれている。

 

JFは、自ら新サイトづくりに挑戦することで、日本、そして世界のアスリートたちを応援し、コロナ禍という苦難をともに乗り越える希望のメッセージを世界に届けていきたい。

 

(JAPAN Forward編集部)

 

 

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「日本を発信」シリーズは、産経新聞のオピニオン面に掲載された記事を転載しています。

 

 

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