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三重県伊勢市の伊勢神宮を3月26日に参拝した天皇、皇后両陛下の長女、敬宮(としのみや)愛子さまが、皇祖神の天照大神をまつる皇大神宮(内宮)で玉串拝礼される直前、社殿の屋根に太陽の光が差し込む様子が動画で報じられている。天照大神は太陽神である女神なだけに、X(旧ツイッター)などでは「とても神々しい」「ミラクル」「神秘的な瞬間」など感嘆する声が挙がっている。
愛子さまは同日午後、内宮を参拝し、学習院大の卒業と4月1日から日本赤十字社に勤務することを報告された。参拝用の白いロングドレス姿で内宮の中心となるお宮「正宮」への鳥居をくぐられた直後、正宮の萱葺きの屋根にぱっと光が差し込んだ。
Xでは「天照大神の御子孫であることの誇りと、神聖なる存在としての尊厳を感じずにはいられない」「素直にすごいと感じた」「鳥肌が立った」といったコメントが相次いだ。作詞家の森由里子さんも「このような人知を超えた出来事が起きる理由を、人は誰も説明できません。ただただ天照大神の祝福、神意を感じますね」と投稿した。
26日は雨模様だったが、伊勢神宮に愛子さまが到着される直前に雨がやみ、太陽の光が差し込む場面もあった。
愛子さまの伊勢神宮ご参拝は平成26年7月以来約10年ぶり2度目。当時は学習院女子中等科1年生で、皇太子、同妃時代の天皇、皇后両陛下にならう形でのご参拝だった。
筆者:奥原慎平(産経新聞)