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The Gundam Metaverse (©SOTSU / SUNRISE ©SOTSU / SUNRISE / MBS)
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バンダイナムコグループは9月15日、「ガンダムメタバース」を日本と米国のファンに向けて10月6日に期間限定オープンすると発表した。9月15日から事前登録を受け付ける。
9月15日に開催したオンライン発表会「ガンダムカンファレンス」で明らかにした。開催期間は約2週間。期間限定にした理由について同社CGO(チーフ・ガンダム・オフィサー)の藤原孝史さんは、「われわれとしても初めての試み。期間中のフィードバックを次の開発に生かす」と説明した。
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ガンダムメタバースは、バンダイナムコグループが2020年に発表したメタバース構想。企業からの発信だけでなく参加者の発信やコミュニティの形成を目指し、段階的にメタバース空間を増やしていく考え。その第1弾がガンプラに特化した今回のメタバースだ。
オープン時には、ガンダムの世界観を生かした3D空間の他、ガンプラショップ、音楽ライブが行える空間、ガンプラミュージアムなどを開設する。ショップでは6種類のガンプラを販売するという。
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メインコンテンツは、一般ユーザーが作ったガンプラの写真や3D CGを展示できる「UGCミュージアム」だ。写真や動画に加え、ソニーグループと共同でガンプラを3Dスキャンして高精度の3D CGの形でメタバース内で展示する技術も開発した。
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他にもガンプラの作り方講座、写真講座などの動画コンテンツも用意する。ライブにはアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の2期オープニングテーマを担当したyamaさんらが出演することも決まった。
「ガンダムメタバースは、ファンと次なるガンダムを共創する場所。ファンの聖地になることを目指している」(藤原さん)。
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期間限定オープンの後は、機能改修を行い2024年の春に再度オープンする。再オープン時には、ファン活動の記録などのため、NFTを用いたファンコミュニティ構築を検討している」としている。
(ITmedia NEWS)