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世界遺産・興福寺は平城遷都(710)にともない、現在の場所(奈良市登大路)に移築され1300年の時を重ねています。境内地約2万5千坪を有し、伽藍には五重塔・東金堂・北円堂・三重塔(いずれも国宝)が建ち、国宝指定の仏像彫刻18件を所蔵する古刹です。
令和アカデミー倶楽部JAPAN Forward 時事講座 文化編では、興福寺のあゆみと守り伝えられた伽藍や尊像についてお話をいたします。
3月30日(木)17:00~の第1回は奈良時代篇。
「国宝 阿修羅像」その尊顔に魅了される人は多いでしょう。2009年に開催した「国宝 阿修羅展」では、当時、世界で一番入館者数の多かった展覧会になるなど、仏像ブームの始まりとなりました。阿修羅像を中心に、天平乾漆像に焦点をあて話をします。
対面・オンラインのハイブリッド開催です。オンラインは7日間、アーカイブ視聴ができます。お申込みは令和アカデミー倶楽部の以下のリンクから。
対面(定員20名)
https://reiwa-academyclub.jp/course/post/2416/
オンライン
https://reiwa-academyclub.jp/course/post/2418/
■辻明俊(常如院住職/興福寺境内管理室長)
1977年奈良県生まれ。2000年 大谷大学 文学部仏教学科卒業、興福寺入山。2004年から広報・企画事業などに携わり、現在に至る。2011年、一生に一度しか受けることを許されない「竪義」を無事に終え、2012年から興福寺・常如院住職。
2014年、興福寺・執事に就任。2017年からは境内管理室長も兼ねる。
【著書】『お坊さんに聞く108の智慧』(共著 藝術学舎)2017年、『興福寺の365日』(単著 西日本出版社)2020年