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NEXCO東日本は6月16日、上信越自動車道の北野牧トンネル(群馬県安中市)の上部で行われている落石対策の工事現場を一般公開、抽選で選ばれた約70人が見学した。
この工事は2017年から行われ、昨年2月からはトンネル上部の岩塊(がんかい)を撤去する作業が開始されている。
断崖絶壁を覆うように組まれた高さ約50メートルの巨大な足場は、まるで要塞。ヘルメットを被った参加者は足場を上り、道路や山々などの眺めを楽しんだ。
長野県辰野町から訪れた会社員の男性(41)は「普段利用する道路の上を歩いたりなど、貴重な体験ができました」と話した。
工事終了は29年の予定。